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食べ物

ねっとり里芋の新しい食べ方。ゆず風味の「味噌バター」が万能でした|キッチンにひと工夫

松本日奈
19/10/2025 12:30:00

料理家の松本日奈さんが、キッチンにまつわるあれこれをつづる連載「キッチンにひと工夫」。

今回は、旬の「里芋」を使ったひと品をご紹介します。

ねっとり里芋を、たっぷりの味噌バターで

秋から冬にかけて旬を迎える「里芋」。

ねっとりした独特の口当たりが大好きなのですが、定番の煮物料理ばかりではちょっと飽きてしまいます。

今回はこの里芋を薄めの出汁で煮て、果汁たっぷりの味噌バターをつけたら、とても秋らしいひと品になりました。

里芋の味噌バター、ゆずの風味で

果汁は、ゆずのほか、かぼすやレモンなどの柑橘を使ってもいいですね。

今回は里芋でつくりましたが、れんこんやさつまいもなどの根菜でも美味しくいただけます。

<材料>
・里芋…4つ
・白だし…大さじ2
・水…600cc
・ゆずの果汁…大さじ2〜3(かぼすやレモンでも)

・白味噌…大さじ4
・料理酒…大さじ2
・しょうゆ…大さじ2
・バター…10g

<つくり方>

1. 里芋は皮をむいて、半分にカットする。

2. 鍋に水と白だしを入れ火にかけ、煮たったら里芋を加えて、柔らかくなるまで中火で15分ほど煮る。

3. 小鍋に★以下の材料(白味噌、料理酒、しょうゆ、バター)を入れて火にかけ、焦がさないように全体を混ぜる。

4. 3がなめらかになったら火をとめて、ゆずの果汁を加えて混ぜる。

5. 里芋に味噌バターをたっぷりつけていただく。

<ポイント>

この味噌バターは根菜はもちろん。ソテーした鮭や豚肉にも相性抜群。豆腐や厚揚げに田楽風に塗ってもいいですし、チーズや野菜スティックにディップして
もOK。

万能なので、多めにつくっておくと重宝します。

味噌は冷凍保存が可能。カチカチに凍らないので、小分けにして冷凍しておけば食べたいときにすぐ使えて便利です。

提供元 Roomie