午後は頭がぼーっとして仕事がはかどらない……なんてことありませんか?
朝から続いていた集中力が一旦切れたあと、休憩をはさんでまた同じコンディションに持っていくのは至難の業です。カギとなるのが「昼休み」の過ごし方。
今回は、午後の集中力を高め、作業効率を上げるために最適な休息法について紹介します。
昼休みは「1人」で過ごす
同僚や上司とのランチも楽しいものですが、無意識に気を遣うなど、交感神経が優位な状態になりがちです。
疲労研究のスペシャリストいわく、疲労を軽減するためには、「自分時間とスペースを確保し、 1人でリラックスして脳を休ませること」が効果的なんだそう。
カフェや公園、会社の会議室や非常階段など、自分が“快適で安全・安心”と思える場所ならどこでもOK。少なくとも5分以上かけて、1人でリラックスすることが必要です。
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脳が劇的に回復する「正しい昼寝」
「15〜20分程度の短い昼寝」が、日中の集中力や作業効率アップにつながるというのは聞いたことがあるかもしれません。
さらに効果的なのは、意外と思われるかもしれませんが、コーヒーを飲んでからの昼寝です。
コーヒーの香りは嗅いだ瞬間からリラックス効果がある一方、カフェインを摂取して覚醒効果が出るまでには、およそ20〜30分かかります。
そのタイムラグを昼寝にあてることで、睡眠による休養効果とカフェインの覚醒効果のいいとこ取りができるのだそう。
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食事の前に「体を動かす」
1時間の休憩があれば、20分程度のジョギングやウォーキング、スポーツジムで行うようなワークアウトが良いのだそう。
最近はオンラインレッスンやフィットネスクラブのアプリなども充実しているので、自宅で体を動かすのもいいでしょう。
昼休みに運動するなら食事の前がベストですが、そのあとは必ず昼食をとるようにしましょう。エクササイズの目標を達成しても、体に適切な栄養を与えなければ意味がありません。
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眠気を引き起こさない「昼食」のとり方
仕事のできる「トップ5%社員」の習慣によると、昼食は午後に眠気を引き起こさないよう、量を控えめにしたり、内容を工夫したりしているそうです。
たとえば、ランチタイムの1時間で一気にエネルギーを摂取するのではなく、午前と午後に分散して、少しずつエネルギーを補給する。
また、ランチに行く場合は糖質や脂質を抑えたメニューを選んだり、白飯を小盛りにしたりして、エネルギー摂取のコントロールをするなど、あらゆる工夫を凝らしています。
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どの内容もそんなに難しいことではないため、複数を同時に試してみるのもありでしょう。少しだけ行動を変えてみることで、仕事の充実度が変わるかもしれません。
──2023年5月24日の記事を再編集のうえ、再掲しています。