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ライフスタイル

やることメモをシンプルに保つことで継続力を高める工夫

KaiK.ai
15/10/2025 12:21:00

多くの人が日々のタスク管理に苦労しています。やることリストを作ってはみるものの、気づけば増えすぎて逆にやる気をなくしてしまった経験はありませんか。そんなときに効果的なのが、やることメモをできるだけシンプルに保つ工夫です。今回は、やることメモを簡潔にすることで継続力が高まる理由や、そのための具体的なアイデアについて紹介します。

やることメモが複雑になると、一目で内容が分かりにくくなります。あれもこれもと書き出してしまうと、「自分にはこんなにやることがあるのか」とプレッシャーを感じてしまいがちです。プレッシャーはやる気を削ぐ一番の敵です。やる気が出なければ「取り組むこと自体が面倒だな」と感じ、結局後回しになってしまいます。

シンプルなやることメモなら、見るたびに圧倒されることが少なくなります。たとえば、やることを3つまでに絞るだけでも、心理的な負担が大幅に減ると言われています。毎日できそうなことを無理のない量だけ書き出せば、「これだけならやれるかも」と前向きな気持ちを保ちやすくなります。

さらに、やることメモを簡単にすることで「やり終わった!」という達成感を得やすいという効果も期待できます。リストにある項目をすべて終えられると、自然と自信につながります。これが継続力アップの秘訣のひとつです。

ここで、やることメモをシンプルに保つコツをいくつか紹介しましょう。まず最初に、やるべきことを「必須」と「できれば」に分けて書くことです。最初から欲張って全部を書き出してしまうと、どうしても増えがちです。目標は「今日絶対にやるべきこと」だけをピックアップすること。あとは余力があれば取り組む程度に考えましょう。

次におすすめなのが、やることを「動詞+具体的な内容」に限定する方法です。例えば「運動をする」と書くよりも、「5分だけストレッチをする」と記しておくことで、具体的な行動がはっきりします。これなら、実際に行動に移しやすくなります。

やることメモが長くなりがちな人は、「ポストイットのサイズに収める」など、物理的な制限を設けるのも有効です。小さなスペースに書き切れる分だけに限定すると、自ずと項目数も減り、優先順位も明確になります。

毎朝決まった時間にやることメモを書き換えてみるのも、効果的な習慣です。一度書いたら終わりではなく、定期的に見直しをすると「本当に必要なこと」だけを残せます。これも継続のコツといえるでしょう。

習慣化するためには「達成したらチェックを入れる」「終わったら線で消す」といった行動もおすすめです。目に見えて減っていくリストは、自分の成長を実感しやすいので、きっと達成感につながるはずです。

生活スタイルによっては、デジタルツールを使うのもひとつの手です。スマホのメモアプリやタスク管理アプリなら、リマインダーを設定できたり完了した項目が自動で消せたりと、管理がシンプルになります。ただし、アプリを使いすぎて逆に管理が複雑にならないよう、注意も必要です。

「完璧なやることリスト」にこだわらず、あくまでも「続けやすい」ことを最優先に考えてみてください。小さな行動でも一歩ずつ積み重ねていくことで、1ヶ月、半年と意外なほど成長している自分に気づくはずです。

シンプルなやることメモの本当の利点は、「自分が何を重視したいのか」を理解しやすいことにあります。「あれもこれも」は一度手放して、本当に必要なことや今優先したいことに集中することこそ、時間とエネルギーの有効活用につながるのです。

男性も女性も、仕事や家事、趣味に勉強と、やるべきことはそれぞれにたくさんあります。それぞれが自分に合ったスタイルで、無理なくメモを活用できれば、日常の充実感や満足感もきっとアップするでしょう。

やることをシンプルにすることで、毎日の充実度が高まり、継続力も自然と身についていきます。明日から、紙でもアプリでもいいので、今日やりたいこと・やるべきことをシンプルに書いてみませんか。

自分だけの「続くやることメモ」を作って、明日の自分に期待するきっかけをぜひ増やしてみてはいかがでしょう。

提供元 KaiK.ai