建築は、私たちの文化と技術の進歩を映し出す鏡のようなものです。流行の変遷と共に、建築様式も大きく変わってきましたが、中には常識を超えた、奇抜なデザインを採用した建物も存在します。今回は、世界中に点在する独特なデザインの建築物に焦点を当ててみましょう。

まず挙げられるのは、スペイン・バルセロナにあるアントニ・ガウディの代表作「サグラダ・ファミリア」です。この建築物は1882年の建設開始以来、完成を見ずに今もなお建設が続いています。ガウディ独特の自然にインスパイアされた曲線や、細部にわたる彫刻が施されたファサードは、訪れる者を異世界へと誘います。

プラハにある「ダンシング・ハウス」は、その名の通り踊っているかのような姿が印象的な建築物です。フランク・ゲーリーによるこの建物は、通常の直線的な形状を避け、動きのある形を取り入れるこ尤もらないデザインです。この建物が立っている街の景観との調和と対比を楽しむことができます。

オランダは、奇抜な建築の宝庫としても知られています。中でも、ロッテルダムの「キューブハウス」は見逃せません。ピエト・ブロムが設計したこの住宅は、通常の直方体ではなく、45度に傾けられたキューブ形状をしており、空間の利用の仕方を再考させられます。

カナダのモントリオールにある「ハビタット67」は、1967年に開催された万国博覧会のために建てられた住宅です。モシェ・サフディによるこのプロジェクトは、積み重ねられたコンクリート製のボックスが特徴で、個々の住居がプライベートな屋外スペースを持つという、当時としては革新的な発想でした。