「どうして、あの人はこんなにも目を奪うのだろう?」
BLACKPINKのLISAを初めて見たとき、多くの人がそう感じたはずです。
しなやかなダンス、鋭く刻まれるラップ、そしてあっけらかんとした笑顔。
この記事では、タイ出身の一人の女の子が、世界的スターへと駆け上がるまでの物語と、いま彼女が私たちにもたらしているインパクトをたどります。
小さな町からソウルへ――14歳の“決断”
タイ・ブリラム生まれのLalisa Manobal。
のどかな町で育った彼女は、ステージの上で光ることを夢見る“普通の少女”でした。
それが14歳のとき、一変します。
- YGエンターテインメントのオーディションに合格
- 4,000人以上の応募者から、ただ一人選ばれたタイ人
- 韓国語は話せない、知り合いもいないソウルへ単身渡航
言葉も文化も違う国で、「ダンス」と「音楽」だけを武器に生きていく。
その選択を、中学生の年齢で下したこと自体が、すでに“ロックスター的”です。
練習生時代――「いつもオールA」のストイックさ
YGの練習生になったLISAを待っていたのは、華やかさとは無縁の、地道で過酷な毎日。
- 朝から晩まで、ダンス・ボーカル・ラップのレッスン
- 韓国語や英語もゼロから習得
- 月評価で「いつもAを取る」と言われるほどの完璧主義
「才能」よりも、「積み重ねる覚悟」が彼女をスターにした。
そう断言できるほど、LISAの基礎体力はこの時期に磨かれています。
Blackpinkの“ダンシングマシーン”として
2016年、BLACKPINKとしてデビュー。
LISAはメインダンサー兼リードラッパーとして、世界の目を一気に引きつけます。
- 一音一拍もズレない、刃物のようにキレのあるダンス
- 長い手足を生かした、しなやかで大きなムーブ
- ステージ上ではクール、舞台裏ではおちゃめなギャップ
ファンやメンバーからは、
「グループのムードメーカー」「見ているだけで元気になる存在」
と語られます。疲れた空気を一瞬で明るくする、太陽のような人柄も彼女の大きな魅力です。
“Lalisa”で証明した、ソロでも世界を動かす力
2021年、「LALISA」でソロデビューしたLISAは、
MV再生回数やストリーミング記録を次々と塗り替え、“記録製造機”と呼ばれる存在に。
- タイトル曲「LALISA」は公開24時間で驚異的な再生数
- B面曲「Money」は1曲で世界中のクラブとSNSを席巻
- SpotifyではソロK-POPアーティストとして初の快挙を連発
「グループの一員」から「一人でフェスを満員にできるアーティスト」へ。
このステップアップは、彼女のキャリアをまったく新しいフェーズに押し上げました。
ファッションとビューティー――動く“ラグジュアリーミューズ”
LISAが歩けば、そのまま雑誌の1ページ。
そう形容されるほど、彼女のファッション感度は突出しています。
- ラグジュアリーブランドのアンバサダーとして世界の広告塔に
- ストリートとハイファッションを自在にミックスするスタイル
- ゴールドアクセやスモーキーアイ、 blunt bangs(ぱつん前髪)もトレードマークに
「かわいい」と「かっこいい」、「アジア」と「世界」を軽々とまたぐ存在。
そんなハイブリッドなイメージが、現代の“理想像”として多くの女性の心を掴んでいます。
Lisaが教えてくれる、夢の叶え方
LISAのストーリーは、ただのサクセスストーリーではありません。
そこには、誰でも今日から真似できる“生き方のヒント”が詰まっています。
- 環境を言い訳にしない
言葉も文化も違う国でスタートしても、「やる」と決めて前に進む勇気。 - 努力を“当たり前の習慣”にする
練習生時代から、手を抜かないことを自分の標準にしてきたストイックさ。 - 自分のルーツを誇りに思う
タイ出身であることを常に前面に出し、ステージや作品に取り込む姿勢。
「完璧じゃなくていい。でも、本気で好きなことには本気で向き合う。」
LISAが体現しているのは、そんなシンプルで、でも一番難しい姿勢かもしれません。
あなたは、どんな“自分のステージ”に立ちたいですか?
世界最大級の音楽フェス、ドラマ、ファッションの最前線へ――。
LISAの挑戦は、いまも続いています。
彼女の眩しさに圧倒されるだけでなく、少し立ち止まって考えてみたいのです。
もし自分にも、あの一歩を踏み出す勇気があったら?
次にスポットライトを浴びるのは、案外あなた自身なのかもしれません。