イタリアのメローニ首相が、レオ14世教皇を非難したトランプ米大統領に対し「容認できない」と述べた。欧州首脳のうち代表的な親トランプ派であるメローニ首相の批判は異例という解釈だ。
13日(現地時間)のロイター通信によると、メローニ首相は声明を出し、「トランプ大統領の教皇に対する発言は容認できない。教皇はカトリック教会の首長であり、平和を呼びかけてあらゆる形態の戦争を非難するのは当然で正当だ」と明らかにした。
これに先立ちトランプ大統領はイラン戦争の終結を呼びかけたレオ14世教皇に向け「犯罪に微温的で外交政策でも最悪」とし、私がいなければ米国人最初の教皇に選出されることはなかったと主張した。
トランプ大統領はその後、SNSに自身をイエスのように描写したイメージを載せたが、支持層の保守派の反発を意識したのか12時間後に掲示物を削除した。トランプ大統領は医師の役割をする自分を描写したにすぎないと釈明した。
一方、レオ14世教皇はこの日、アフリカ歴訪のためにアルジェリアへ向かう専用機で「私は政治家でない。彼と論争はしたくない」としながらも「引き続き戦争に反対する声を高めて平和を増進していく」と述べた。