【シアトル時事】米大リーグ、マリナーズの本拠地球場で10日、アジア人として初めて2025年に米野球殿堂入りしたイチローさん(52)の銅像がお披露目された。バットを持つ右手を投手側に伸ばすおなじみのポーズ。イチローさんは「人の心の中に残ってくれるものの証し。いつの時代も思い出してもらえる」と感慨深げに話した。
同じく球団OBで殿堂入りしているケン・グリフィー、エドガー・マルティネス両氏の銅像の近くに設置された。イチローさんは弓子夫人や愛犬を連れて除幕式に出席。披露された際、バット部分が折れるハプニングに指をさして苦笑いした。殿堂入り投票で満票に1票足りなかったことにも触れつつ、「常に僕には何かが足りないという戒めのため、よかったと捉えることにする」と語った。
背番号「51」がマリナーズの永久欠番となっているイチローさんは「何が起こるか分からない。なかなか面白いと思います、生きるって」。1995年冬に初訪問したというシアトルと結ばれた深い関係に思いを巡らせた。
[時事通信社]