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娯楽

岡本多緒さん「現実感ない」=日本人初のカンヌ女優賞

濱口竜介監督の「急に具合が悪くなる」に主演し、第79回カンヌ国際映画祭で日本人初の女優賞に輝いた岡本多緒さん(41)が26日、東京都千代田区の日本記者クラブで記者会見した。「授賞式から2日たったが、全く現実感が湧かない。一生湧くことがないのでは」と、率直な思いを語った。

会見には濱口監督と、共に主演し女優賞を受賞したビルジニー・エフィラさん(49)も出席した。映画はパリを主な舞台に、エフィラさん演じる介護施設長と、岡本さん演じるがんを患う日本人の演出家が出会い、絆を深めていく物語。岡本さんは「せりふがずばぬけて素晴らしい。撮影中は本当に役者を見てくださっていた」と、同監督に感謝を伝えた。

エフィラさんは「映画作りを超え、いろんな人が共に生きる準備をしているような体験をした。撮影シーンと同じくらい、撮影していない部分が重要だった」と振り返った。

濱口監督は「2人は本当に、お互いを支え合う、感情を与え合う演技をしてくれた」と実感を込めた。

[時事通信社]

提供元 Jiji