フェイエノールトの上田綺世は、チームメイトの渡辺剛の存在が好影響を与えていると語った。
フェイエノールトで3シーズン目を迎えた上田は、ここまで絶好調。センターフォワードとして開幕を迎えると、エールディヴィジで得点を量産する。リーグ戦9試合に先発出場し、先週末のヘラクレス戦ではハットトリックを達成するなど、ここまで11得点を記録している。
チームを指揮する元オランダ代表FWロビン・ファン・ペルシ監督は、以前に上田が好調を維持する理由について「彼はワタナベというプレゼントを手にした。これがどれだけ彼に影響を与えたかが見て取れると思う。彼が今まで以上に笑顔であるのがわかる」などと日本代表チームメイトの存在がポジティブな影響を与えていると説明していた。
当の上田もオランダ『ESPN』のインタビューで渡辺について「彼は僕の2つ上の先輩で、僕はすごく慕っていますし、かわいがってくれて、面倒も見てくれています。ご飯食べに行ったりもよくしていますし、クラブハウスでもずっと一緒にいます。なんでも聞いてくれるので、兄のような存在です」と話し、“兄”の存在がピッチ上にも好影響をもたらしていると続けた。
「彼はとてもやさしくて、日本では先輩が後輩にご飯を食べさしてくれたりという文化があって、それを後輩がリスペクトしています。剛くんはご飯もすべて出してくれますし、駐車料金まで出してくれるぐらい本当に優しいです。すごく良くしてくれているので、彼のおかげというのは間違いなくあると思います」