
ボルシア・メンヒェングラットバッハに所属するDF板倉滉に対し、イタリア方面からも関心が寄せられているようだ。放送局『Sportitalia』のロレンツォ・レポーレ記者によれば、フィオレンティーナが獲得オファーの提示を準備しているという。
現在28歳の板倉は、2022年夏に加入して以来、ボルシアMGで不動のレギュラーとして活躍。クラブとの現行契約は2026年までとなっているが、延長オファーを断っていたことから、今夏の移籍が濃厚と見られ、ドイツ国内外の複数クラブから継続的に関心が寄せられている。最近では、オランダの名門アヤックスと個人合意に達したものの、クラブ間で移籍金の面で折り合いがつかず、フランクフルトが争奪戦に割り込む可能性が報じられていた。
そうした中、新たな移籍先候補として浮上したのがフィオレンティーナだ。レポーレ記者は『X』にて「フィオレンティーナが、アヤックス移籍に近づいていた板倉滉の横取りを試みるようだ」と投稿。「イタリアのクラブは、移籍金1100万ユーロ+ボーナス200万ユーロ(約18億8000万円+約3億4000万円)を明日提示する予定で、日本代表DFには4年契約を用意している」と具体的な動きを報じている。また、「アイントラハト・フランクフルトも参戦の構えを見せている」とも付け加えた。
オランダではアヤックスのほか、フェイエノールトからの関心も伝えられている板倉。果たして、新天地にイタリアを選ぶことになるのだろうか。