【欧州・海外サッカー ニュース】セリエAとセリエBの審判使命責任者を努めるジャンルカ・ロッキ氏は、スポーツ詐欺共謀の疑いでミラノ検察の捜査対象となった。
セリエAとセリエBの審判使命責任者を努めるジャンルカ・ロッキ氏は、スポーツ詐欺共謀の疑いでミラノ検察の捜査対象となった。
イタリア『AIA』によると、ミラノ検察はロッキ氏に対し、VARプロトコル違反(違法な介入)とインテルに有利な審判を任命した疑いで、事情聴取を受けるように勧告。検察側は、2025年3月1日に行われたウディネーゼ対パルマ戦に対するこの主張を裏付ける映像と音声の証拠を保有しているようだ。
またロッキ氏に対する3件の告発のうち、2件がインテルに関係するものであるとのこと。同氏はセリエA審判長という立場を利用し、2025年4月20日のボローニャ対インテルの主審に、当時優勝争い中だったインテルに有利とされるアンドレア・コロンボ氏を任命した疑いが持たれているようだ。さらにその直前、コッパ・イタリア準決勝第2戦のミラン対インテルでも、インテル側が決勝に進出した場合に有利に働くよう審判の任命を行ったとされている。
『The Athletic』によると、インテルなど関係クラブは捜査対象になっていない模様。そしてロッキ氏は、同じく捜査対象となったアンドレア・ジェルヴァソーニ氏とともに即時の停職処分を受け入れ。以下のように声明を発表した。
「本日の出来事を受け、イタリア審判協会との合意に基づき、CAN委員長の職を即時停止することを決定した。この決断は苦痛で困難なものだが、家族と相談したうえで決めたものであり、法的手続きが適切に進められるようにするためだ。私はこの状況を乗り越え、以前よりも更にるよくなと確信している」
「協会への深い愛情と、私が担う役割に対する責任から、何よりもまず非常重要なアスリートを守ることを優先する。今後の展開を見守り、私の立場が明確になることを願っている」
なお『The Athletic』は、過去2シーズンでインテル対ヴェローナ(2024年1月6日)、ウディネーゼ対パルマ(2025年3月1日)、サレルニターナ対モデナ(2025年3月8日)、ボローニャ対インテル(2025年4月20日)、インテル対ミラン(2025年4月23日)の5試合が捜査対象になっていると伝えている。