俳優マイケル・ファスベンダー（48）が、ネットフリックスの新作ドラマ『ケネディ』でジョセフ・ケネディ・シニア役を演じることが発表された。ジョセフ・ケネディ・シニアは、アメリカの政治的名家ケネディ家の家長であり、物語はその家族の知られざる真実に迫る。
ショーランナー兼製作総指揮のサム・ショーは、ネットフリックスの公式メディアTudumに対し「ケネディ家の物語は、アメリカ神話に最も近い存在です。シェイクスピアと『ザ・ボールド・アンド・ザ・ビューティフル』の中間のようなものです」と語った。
さらに、原作のフレドリック・ロゲヴァルによる伝記『JFK: 「アメリカの世紀」の新星, 1917–1956』について「この見事で繊細な伝記は、神話の背後にある人間的な努力や重荷を明らかにし、ケネディ家だけでなく、現代の私たち自身や社会のあり方、そして未来への道筋をも照らしてくれます」と述べた。ショーはまた、「過去が切実に現在と重なるこの瞬間に、エリック・ロス、トマス・ヴィンターベア、そして素晴らしいアーティストたちとともに、この家族と世界の変遷を描けることに興奮しています」と付け加えた。
本作では、ケネディ家の「親密な生活、愛、対立、そして悲劇」が描かれ、現代社会の形成に影響を与えた最も象徴的な一族の姿が浮き彫りにされる予定だ。