ニコール・キッドマン(58)は、ファッションを「鎧」として使うことがあるそうだ。19年の結婚生活を経て、最近キース・アーバンとの離婚を申請したニコール、シャネルとの契約を再開したところで、自身のスタイルについて率直に語った。
自分にとってのファッションの意味についてヴォーグ誌から聞かれたニコールはこう答える。「時には鎧ね。時には遊び心のあるものだったり、セクシーなもの。私の気分次第ね。時には両性具有的なもの、『ふざけんな』って感じのものもあったりする」
更にファッションを「並行する芸術的な人生」と表現したニコール、特にレッドカーペットでの衣装や写真撮影に関してそう感じるという。
一方メイクに関しては以前、撮影現場でのプロたちの仕事を見て、自分でメイクをする方法を学んだことをWWDに明かしていた。「(『ムーラン・ルージュ』『オーストラリア』の映画監督)バズ・ラーマンや(衣装デザイナーの)キャサリン・マーティンといった人々と仕事をする場合、彼らがそのキャラクターに求める非常に具体的なイメージがある」「自分が他の人たちによって創造され、実験を重ねていくうちに、彼らが特定の方法でメイクアップを使いキャラクターを創り出す方法を教えてくれていることに気づき始めた。そして、その方法を実生活でも活用できるようになったわ」「自分でメイクやスキンケアを試すようになり、色々な段階を経て、たくさんのマスク、あれやこれやを試行錯誤した。自分の顔の印象を変えたり、強調したりできることを学んで、より創造的でエキサイティングなものになった」
そんなニコールは先日、シャネルの2026年春夏ウィメンズウェアショーでパリ・ファッションウィークに登場、キースとの離婚後初の公の場となっていた。緊張していたものの、友人で今年10月から同ブランドのアーティスティック・ディレクターに就任したマチュー・ブレイジーをサポートできて嬉しかったと話していた。