ヴィクトリア・ベッカムが、ロンドンのセルフリッジズで期間限定のポップアップ体験「ハウス・オブ ・VB」を開催する。このイベントは、ヴィクトリアのネットフリックスドキュメンタリー番組が公開される9日(木)に合わせてスタートし、11月1日まで開催される。
ヴィクトリアはWWDに対し、「私の創造的な世界、そして家庭の延長のような、親密で個人的なタッチに満ちた没入型体験を作りたかった」と語り、建築的なラインや豊かな質感、色彩にこだわった空間であることを強調した。
会場には、ヴィクトリア本人のメッセージが流れる特製ドアベルが設置されており、訪れる人々を迎える演出が施されている。また、「ザ・ドレッシング・ルーム」と名付けられたカプセルコレクションでは、ドキュメンタリー内でヴィクトリアが着用しているアイテムや2025年秋コレクションの一部が展示・販売される。
さらに、「パウダー・ルーム」ではヴィクトリアのビューティーブランド、ヴィクトリア・ベッカム・ビューティーの製品が紹介され、来場者が楽しめる仕掛けも用意されている。香水「Reverie 21:50」にインスパイアされたライトインスタレーションや、来場者が香水ボトルを模したメモに願いを書き込める「ドリーム・ウォール」も設置されている。
セルフリッジズとヴィクトリアの関係は2008年に始まり、同ブランドのドレスが完売したことを皮切りに、15年以上にわたる協力関係が続いている。